新規会員登録で500P

牛タンスタンドドットコム

仙台の牛タンを食卓に、感動と笑顔をお届けします。
【本社移転への道のり④】復興に向かって【閖上、仙台空港】

【本社移転への道のり④】復興に向かって【閖上、仙台空港】


10,000税込

  • 注文金額 1万円以上で送料無料
売り切れ
レビューを投稿する star star star

【本社移転への道のり④】復興に向かって【閖上、仙台空港】

2023.3.7
コラム本社移転への道のり陣中
今回は本社移転のテーマの一つでもある復興についてのお話です。

※震災直後の写真が使用されていますので、苦手な方はご注意ください。
東日本大震災の発生から今年で12年の歳月が経ちますが、今でも取り戻せないものは数多くあります。そうした中で新たな道に向かって進んでいくため、そして活気のある未来を作り出すために、今回の本社移転は企業として地域に深く関わっていく取り組みの一つとして考えています。

移転先の名取市閖上(ゆりあげ)地区は復興、そして人が集まる地域づくりを目指し日々開発が進んでいます。株式会社陣中がその復興の一助となるように、本社移転を通じて「復興・観光・環境」を中心に据えた新たな未来の創生に挑んでまいります。

震災から2023年3月11日で12年を迎えます。今回のコラムでは、当時撮影した陣中の写真や現在の状況、日々復興が進む閖上地区をここに記録し、未来へ進むための足がかりにしたいと思っています。

仙台空港


当時も陣中の店舗があった仙台空港は地震、津波による大きな被害に遭いました。

仙台空港外観1
仙台空港外観2
仙台空港内観1
仙台空港内観2
仙台空港内観3
仙台空港内観4
仙台空港内観5
仙台空港内観6
仙台空港内観7
仙台空港内観8
仙台空港内観9
仙台空港内観10
仙台空港の震災直後と現在の様子
瓦礫撤去、施設復旧作業が迅速に行われ、発災から約1か月後の4月13日に臨時便の運航、同年7月に国内定期便が再開されました。
陣中では空港内のレストラン店舗でも震災による被害は大きく、店舗を現在の場所へ移し同年9月にようやく営業を再開しています。

仙台空港レストラン震災時
仙台空港レストランオープン時

仙台空港のレストランの震災直後と営業再開当日の様子

閖上(ゆりあげ)


移転先となる名取市閖上地区は、震災によって甚大な被害を受けた地域の一つです。震災前5000人以上の人口があった地域でしたが、津波によって多くの住民が命を落とすことになります。

閖上は海に面した土地でありながら、震災前までは「閖上には津波は来ない」という安全神話が住民の間で信じられていました。それは閖上の地形によるものであったり、過去数十年の津波被害が小さかったこと、行政の作成した津波浸水予測マップ(ハザードマップ)での浸水範囲の狭さなどから、多くの命を奪うような津波が来ることは想定されていませんでした。

今回の津波の到達は地震発生から67分後であったため、避難する時間の猶予は十分にあります。ですが前述の理由からくる住民、地域の災害・避難に対する楽観的な認識に加え、市の防災無線の故障、停電により消防のサイレンが使用できないという事態が拍車をかけ、避難の遅れを生み大きな被害につながってしまいました。

そうした経験もあり、市や地域では早期避難の重要性、防災に対する意識の改善を住民だけでなく、外の地域にも発信をしています。
「"想定外のことが起こる"ということを普段から想定しておくことが大事。」という当時閖上で震災を経験した方の言葉が印象的でした。

現在閖上では防災を重視した復興が進んでおり、以前住んでいた人達だけでなく新しく移住してきた若い世代が増え、活気が生まれてきています。

今回は現在の閖上の風景を少しご紹介します。

名取市震災復興伝承館
「名取市震災復興伝承館」
震災の記憶を後世に伝えるだけでなく、過去の名取市や閖上の記録、これからの防災について広く紹介しています。入館料無料で気軽に立ち寄れる場所です。
津波復興祈念資料館 閖上の記憶
「津波復興祈念資料館 閖上の記憶」
震災当時の写真や映像、遺物を展示しています。スタッフが常駐し、当時のお話を直接聞くことができます。
ゆりあげ港朝市
メイプル館
「ゆりあげ港朝市、メイプル館」
以前コラムでも紹介しました2013年5月より再開した「ゆりあげ港朝市」と、隣接する「メイプル館」。50軒以上の店舗が集まっていて、新鮮な魚介や野菜を買ったり、その場で食べたりと楽しめます。
かわまちてらす閖上
「かわまちてらす閖上」
2019年4月にオープンした施設で、飲食店など20店舗以上が集まっています。名取川をのぞむ開放的な空間で食事や買い物ができる、閖上の新たな人気スポットです。
名取市震災メモリアル公園
「名取市震災メモリアル公園」
追悼、祈り、憩いの場として2019年5月に完成しました。この慰霊碑は当時の津波と同じ高さ(8.4m)に作られています。
日和山
「日和山」
大正9年に造られ古くから地域のランドマークとなっていて、階段を上った山頂からは閖上一帯を見渡すことができます。

本社建設地

本社建設地1
本社建設地2
本社建設地3

上から1月末、2月末、3月初めの様子です。土台部分が完成し足場が組まれ、上階のほうへ建設が進行しています。



おまけ
生しらす

宮城県に来たら牛タンも良いですが、閖上名産の生しらすなど魅力がいっぱいあります。是非おいでになってみてください。
まだレビューの投稿はありません
レビューを投稿する star star star

clear

【本社移転への道のり④】復興に向かって【閖上、仙台空港】